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「のこされるご家族の悲嘆軽減支援」業務とは

「遷延性悲嘆症」からご家族を守るために
がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・心臓疾患・人工透析などの大病を患い大切な人を亡くしたことで生じる死別の悲しみは、日々の報道のなかで事実として伝えられ、テレビドラマや映画などでもしばしば描かれるなど、メディアを通して目にする機会は決して少なくありません。

それにもかかわらず、日常生活において“死”はあまり触れたくない話題であり、周囲の人との間で積極的に語られることは稀です。
このような風潮は死別した人自身にも内在化しており、自らの体験について周りの人に語ることをためらい、一人で抱え込んでいる方も多数います。私たちの生きる現在の実社会では、死別の悲しみは隠され、なるべく触れないようにする傾向にあり、それが死別した人の孤立感につながっています。

その結果、うつを発症し、それが重度の鬱に発展し、それ以降、その症状は悪化して、様々な症状を引き起こし、
最悪なケースで自ら命を絶つこともあります。

のこされたご家族がこのようなことにならないように対策を講じる必要があります。

そのため、当事務所ではのこされたご家族を対象に「悲嘆軽減支援」業務を行っています。

がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・心臓疾患・人工透析など、大切な人を失うことはそのご遺族に大きな悲嘆を
もたらします。最近ではCOVID19(新型コロナウィルス)による感染症対策で、患者のご家族が病院への立ち入りを制限されたり、面会もできない、さらには、亡くなるときも看取ることさえできない。そして、葬式もできない(火葬のみ)という状況が多数ありました。そのため、喪失による悲嘆が長期化するリスクが高くなることが
懸念されています。 

これまで、大切な人を亡くし悲嘆に暮れることは正常なものとみなされ医療の対象とはされてきませんでした。
従来、「複雑性悲嘆」と呼ばれていた長期に持続し機能障害をきたす悲嘆は、2019年にWHO(世界保健機関)が※1ICD-11で「遷延性悲嘆症」の診断名で長期化した悲嘆は精神障害として位置づけられることになりました。
 

※1ICDとは、国際連合の専門機関の一つであるWHO(世界保健機関)が作成する疾患の分類のこと
 

大切な存在を失う時に、悲嘆を経験することはごく自然なことであり、悲嘆に伴う心痛な感情への向き合い方や、喪失体験後の生活に戸惑いを感じることも決して珍しいことではありません。ただ、なかなか先が見えてこないため、あまりに辛い状況が続いているならば、安心して話せる人の存在が重要となります。

お一人だけで悩まず、適切な助けを得ていくことが大変重要です。

しかし、そこで一歩前へ踏み出すことはとても大変です。

誰かに「自分は悲嘆で苦しんでいるので助けてほしい」とはなかなか言い出すことは難しいかもしれません。
その結果、結局、誰にも話すことができず、自分自身でその苦しみを抱え込んでしまいます。

しっかりと状況を把握していて苦しみや悲しみを理解してくれる存在が必要になります。

 

のこされたご家族さまを喪失による悲嘆から守ります
当事務所は、のこされたご家族さまとは、ご契約者様がご逝去する前から接していたこともあり、どのように闘病生活や終末期を支えられてきたのか、ご家族さまの状況を知っていることで関係性を築きやすい特別な立場にあり、苦しみや悲しみに対応しやすい形で関わっていくことができます。

大切な人を亡くした人が経験する悲しみは、しばしば“悲しみ”という一語ではとうてい表現できないほど深く、苦しいものです。

それゆえ、「言葉では言いあらわせない」という方が多数存在しますが

・「身が削がれるような悲しみ」・「気が狂いそうなほどの悲しみ」

・「胸が締めつけられるような悲しみ」・「叫びたくなるような悲しみ」

などと表現する人もいます。

悲しみは死別した多くの人が経験しますが、一方でそのあらわしかたは人によって異なります。
「一生分の涙を全部流したくらい泣いた」という人もいれば、じっと涙をこらえる人もいます。
大切な人を亡くした後に経験するのは、感情的なものばかりではないのです。

死別の影響は感情面のみならず身体面にも及びます。

人によって身体に現れる症状は様々ですが、不眠、食欲不振、頭痛、めまい、ふらつき、頸部の痛み、背中の痛み、悪心、嘔吐、口渇、便秘、胸やけ、腹部の張り、のどが締め付けられる感じ呼吸が短くなって息が詰まる、ため息、筋力の喪失、動機、震え、毛髪の喪失などの身体症状がみられることがあります。

また、身体の症状だけでなく、日常生活での行動にも変化がみられることがあります。

死別した後、「家から一歩も出かけたくない」という人もいます。
人や社会との接触を避け、居心地の良い空間にこもりがちになることは「社会的引きこもり」と呼ばれ、高齢者の場合、
認知症や寝たきりの遠因になる危険性も指摘されています。

死別した人に見られる行動として、亡き人を見つけ出そうとして、生前によく行っていた場所に出かけたり、人ごみのなかに故人の姿を探したりする行動が見られます。

そこに行けば、またあの人に会えるのではないかと思うわけです。いくら探しても見つからないことは頭ではわかってはいても、気が付くと探してしまっていることもあります。

死別後の悲嘆を経験することで、「遷延性悲嘆症」が疑われるご家族様は、うつ病あるいは心的外傷後ストレス障害などの精神疾患を示すことも少なからず存在することも事実です。

そのような場合には、薬物療法や支持的精神療法を含む精神科的治療が必要となります。

このような場合、当事務所では、定期的な連絡で安否確認や状態に応じて医師への受診を勧め、医療機関へ同行する形でご家族を守ります。

 

早めの対応で悲しみの連鎖を防ぐ

のこされたご家族様のなかには自殺をほのめかす人もいます。

当事務所では、もし、「遷延性悲嘆症」が疑われる場合は、速やかに医師に相談をすることが望ましいと考えています。

当事務所では、死別から6か月近くが経過しても、悲しみが極めて深く、そのために日々の生活に大きな支障があるような場合には、病院へ同行し、医師に診断をお願いします。

対応は早い方がよいと考えているからです。

 

「のこされたご家族さまの悲嘆軽減支援」業務の内容

大切なご家族様を複雑性悲嘆からお守りするために

契約年数は「1年間~3年間」までご用意しております。

ご家族のことが不安で4年以上のご契約をご希望の方はご相談ください。

※重要:「のこされたご家族の悲嘆軽減支援」業務は
「医療代理人契約を1年以上ご契約された方限定となっております」

その理由として「のこされたご家族さまの悲嘆軽減支援」業務を行っていくにあたり、ご家族さまが患者と共にどのような闘病生活を送り、どのような終末期を過ごされたのかご家族さまのことをよく知っておく必要がありますので「のこされたご家族さまの悲嘆軽減支援」業務は「医療代理人業務」契約を1年以上の長期契約をされた方限定とさせていただきます。

 

「業務の内容」 

1ヶ月に2回、直接ご家族さまにお会いし、悲嘆の状況(表情・精神状態・身体の状態)を確認します。

・悲嘆の状況が思わしくなければ、直接病院へ同行します。そこで、通院が決まった場合、次回から通院日に同行します(前日に電話連絡で確認します)。

・あらかじめ苦しみ・悲しみをすべてお話していただいて、悲嘆の状況・症状を確認します。

・通院時、医師に患者の病状を説明します。

・インフォームド・コンセントの立会

・インフォームド・コンセントの立会に際し、質疑応答に対応します

・患者の病状理解を確認する

・毎週1回、電話連絡を取り合い、安否確認を行う

以上

 

参照

「死別の悲しみに向き合う」坂口幸弘

「遷延性悲嘆症の概念および治療の近年の動向」 中島 聡美

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